DAIWA SEABORG 300J
16/20

竿先の僅かな動きを捉えた。ヤリイカの「触り」だ! JOGパワーレバーをON。ここでしっかりとヤリイカの乗りを感じる。 低速での巻上げがスムースで安定感がある。多点掛けはヤリイカ釣りの醍醐味だ!いささか重みが加わったところで中速にスピードUP。 力強く!速く!それでいてとても静かに巻き上げてくる。 昨今のヤリイカ/スルメイカ釣りでは、微細なアタリを取れるか否かが釣果を左右する。 「高感度」を求めるには「軽さ」は必須条件だ。 パワフル、そしてスピーディーな巻き上げと、レスポンス良く数釣りを楽しむ為には重要なファクターとなる。 「軽い」うえにパーミングしやすいNEWシーボーグ300Jのフォルムは、あまり大きい方ではない私の手にもしっくりと馴染む。更にコンパクトなボディは、クラッチON/OFFからJOGパワーレバーでのスピードコントロールまで親指1本で楽にまかなえる。 ヤリイカ釣りの一連の動作がワンハンドで行えるのは大きなアドバンテージとなる。 更にフォールブレーキダイヤルは、中層を泳ぐスルメイカ/ヤリイカの群れを捉えるのに活用したい機能だ。 NEWシーボーグ300Jで端物を狙う! 船長の許可を得て、釣ったヤリイカをエサに泳がせ仕掛けを投入する。 タナ取りをした直後、いきなり泳がせ釣り用の竿先が2度3度派手におじぎをした。 「アタった!」 すぐさま竿を手に持ち、まばたきすることすら忘れて本アタリに備える。「早あわせは禁物」と自分に言い聞かせていると、ひときわ大きく竿先が引き込まれた! しっかりとあわせを入れてフッキング!「よしっ!掛かった!」 アタリの派手さに違わぬ重量感が伝わった。「デカイよ!」まさに至極の瞬間だ。 NEWシーボーグ300JのJOGパワーレバーをON。 巻上げの滑らかさは勿論、ATDドラグMasao Tabuchi in Sagami Bay「ヤリイカ&ハモノ」どち 快適に対応する優れモノ田渕雅生 フィールドテスター16

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る