DAIWA SEABORG 300J
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 回遊する青物と聞いて胸躍る釣り人は多い。そんな青物、ワラサが関東近海に回ってきた秋の相模湾に、宮澤氏と私・石塚が揃って、新生NEWシーボーグ300Jの進化と実力を体感すべく合流した。 「従来の300サイズ電動リールも軽くてパワーもあり、操作性も抜群だったワケだけど・・・、このNEWシーボーグ300Jを初めて手にした瞬間、軽さもサイズ感も200番サイズとほとんど変わらないことには驚いたね。」と宮澤氏。 私もタックルをセッティングしながら、「軽いっ!」と思わず相づちを打ってしまった。 「でも、肝心のパワーはどうなの? いろんな性能はどうなの?」と、宮澤氏も私も率直な疑問を企画開発者に放ったところ、「まあ、とにかく実釣してみて下さい」と笑みを浮かべる自信満々の表情・・・。 その言葉を信じ、早速、実釣をスタート! 仕掛けを投入、船長の指示棚プラス5メートル下からロッドを大きく振り上げ、道糸のフケを巻き取るようにロッドを下げながらのコマセワーク。レスポンスが良く、意のままに巻き上げスピードが調整できる「ジョグパワーレバー」は流石に快適、欠かせない当たり前の機能だ。 アタリを待つには手持ちで誘いをかけるのが常套、しっくり手に馴染むコンパクトな新しいボディー形状は私の手の中に無理なく収まり、想像以上にホールドしやすい。そして、親指一つ、より繊細なジョグ操作が可能となっていることに気づかされ「納得の機能性」。 振り出したコマセの帯と付け餌が同調したタイミングに、「フワフワ」と穂先に前アタリ!タックルが軽量化されているためだろう・・・、アタリがハッキリ分かる。その直後、竿先がドン!と海中に突き刺さり強烈な引き込みに思わず「食った!」と、声を上げしまった。 NEWシーボーグ300Jは、強力なドラグ力とハイパワー巻き上げが、ハリ掛かりしたワラサの疾走をしっかりと食い止め、アっという間に水面まで巻き上げてしまった様に驚く。この日のワラサ釣りを通して、その進化(可能性)は「マダイやヤリイカ、落とし込みなど様々な釣り」で同じような体感ができるポテンシャルを確信した。 「LIGHT MONSTER」、NEWシーボーグ300Jの進化を是非とも体感して頂きたい。Hiroyuki Ishizuka in Sagami BayLIGHT MONSTERでワラサをガンガン攻める!石塚広行 フィールドテスター18

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