はじめての釣り入門
DAIWA
18.シロギス、カレイを海底を探りやすい片テンビン仕掛けで釣る
画像
シロギス、カレイはこんな魚

シロギスは夜間や危険を感じると砂に潜る習性がある。近種のアオギスは数が非常に少なく、絶滅危惧種となっています。

画像
ポイントはココ

水深30m以内の湾内や沿岸の砂地に棲息するシロギス。一方、カレイは水深100mまで棲息しています。どちらも砂地の起伏(ヨブ)を狙うと効率良く釣れます。

画像
爆釣へのアプローチ
使用タックル&仕掛け
画像 8の字結びの箱掛け

シロギス竿の他に、ルアーロッドの6〜7フィートML、L。7:3調子のゲームロッドでも釣りは楽しめます。枝スまでの幹間は60cmで、8の字結びで結束するが、市販の仕掛けを利用するアングラーがほとんどです。

エサとエサ付け

アオイソメやジャリメ、ゴカイを使用します。シロギス、ハゼは、ハリのチモトを隠すように刺し込み、タラシを1〜1.5cmにして切る。カレイ狙いなら、2〜3匹を房掛けすること。シロギスの大型を狙う場合は、まれにアサリを使うこともあります。

リズミカルなボトムパンプかスピーディーなズル引きでシロギスを!

船釣りのポイントは、根がかりのリスクが激減する。チョイ投げのポイントは岸寄りで捨石などの障害物が多いけど、沖は完全な砂地を攻める。思い通りに底付近にいるシロギスやカレイを探れます。

アンダーハンドキャストで、積極的に砂地の起伏“ヨブ”を攻めれば、数釣りも期待大。堤防釣りとの差を格段に感じるはずです。

沖で仕掛けを止めておくと、先に外道のメゴチが食ってきます。絶えず仕掛けを動かして探るのがキーポイントです。ズル引きを行う場合は早めに動かすこと。また“ボトムパンピング”も効果的と覚えましょう。

画像
1本バリで、手返しを早める…
画像

市販の2本バリ仕掛けでも魚は釣れるが、1本仕掛けの方が、キャスト時に絡まらないなどのメリットがあるのでオススメ。市販の2本仕掛けを切るか、自分で作ってテンポ良く釣ろうね。ハリスの長さは45cmがベストです。

キャスト時の仕掛け絡みを防ぐテクニック
画像

キャストした仕掛けが着水する前に、軽く道糸にテンション(サミング)をかけてます。ブレーキがかかった仕掛けは、イラストのようにピンと張ってハリから着水します。これさえ覚えれば、仕掛けが絡まず快適な釣りができます。

画像
カレイはヨブで待ちシェイキングでも誘う!!

エサをあまり追わないカレイ。だからと言って、エサに食いつくのをヨブで待ち続けているのも能がない。こんな時は、アクションをかけて誘ってみましょう。

ロッドを小刻みに動かすシェイキングが効果的だから、実践してみて下さい。 ちなみにヨブは、引いてきた仕掛けが重くなったところです。