![]() | ![]() 頭を上にして遊泳しているタチウオ。体表面の銀粉は模造真珠の材料にもされる。釣りではイズカサゴ、ニセフサカサゴをオニカサゴと呼び、標準和名のオニカサゴもいる。顔の一部と背ビレに猛毒ありです。 |
![]() | ![]() 神出鬼没で魚探からも姿を消すことがあるタチウオ。基本的には水深150mまでの砂泥底の大陸棚を回遊するタチウオだが、夜間は表層近くまで浮上する。オニカサゴは深場の砂泥底や砂礫底に棲息。小型魚や甲殻類を捕食します。 |
![]() ![]() 共にロッドは7:3調子。専用ロッドが有利。深場のオニカサゴを狙う場合は、200号までのオモリを用意しましょう。タチウオバリのチモトには蛍光パイプ(5cm)、ムツバリには半分に切ったタコベイトを付けるのが一般的。アイディア満載の市販の仕掛けも効果的です。 |
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イカツイ顔に鋭い歯。貪欲にエサに食らいつき、あたかも簡単にハリ掛かりしてきそうに思えるが、実際は真逆。エサ取り名人のカワハギ並みに、エサをかすめ取っていきます。魚とのかけ引きが面白く、ゲーム性が高い所に多くのアングラーがアツくなります。
そんなタチウオのタナを発見して、食わせるのがゲームの醍醐味です。エサを追いかける習性があるタチウオは、シャクリ釣りで攻略。仕掛けがナチュラルに漂い、絡まりにくい片テンビン仕掛けを使い、船長から指示されるタナの範囲を入念に探りましょう。
![]() 基本のシャクリで、タナは探れます。ただ、タチウオは捕食の仕方を気分で変えます。10分前まで食っていたシャクリが、まったく通じなくなることがあります。そんな時のために、シャクリパターンを増やしておきましょう。 シャクリ上げた分の道糸をロッドを下げると同時に巻く基本形の逆を行うとか、シャクリの幅、スピード、巻き込む道糸の量などを変えてヒットパターンを見つけましょう。 | ![]() |
起伏が激しい岩礁帯の底に巣穴を構え、フワフワとエサが落ちてくるのを待ち構えているオニカサゴ。この魚を狙うのにも片テンビン仕掛けは適しています。オモリの後から仕掛けが落ちてくるので、自然な形になります。
釣り方は、底をトレースするように探るのがイチバン。マメに底ダチを取って、エサを上下に動かす。時おり、大きくロッドを誘い上げ、ゆっくり落としたりして変化をつけると効果的です。根掛かりを恐れずに攻めましょう。
水圧に強いオニカサゴは、水深200m近くから海面まで元気よく抵抗する。このやりとりも魅力と言えます。