Salvelinus leucomaenis
サケ目サケ科
北海道及び本州の水の冷たい渓流に生息。最大では50cmを越えるが、平均的なサイズは25cm前後である。大変貪食な魚で、上流から流れてきたもので食べられそうだと何でもくわえてしまう。釣りシーズンは解禁(通常は3月1日)から禁漁(9月30日)までの間に限定されるが、山岳地帯の渓流が釣り場のため、本格的には雪が解ける4月以降からである。釣り方としては、エサ釣りとルアー、フライがある。
エサ釣りは目印でアタリをとるミャク釣りで、穂先が軟らかく、胴に張りのある先調子のサオを使い、仕掛けはサオより短めにする。仕掛けの全長はサオより50cm短いのが標準だが、落差の激しい源流ではサオの半分以下に縮めて使うこともある。エサはミミズが万能。カワムシは食いはいいが、現場で採集しなければならない。
姿を見られないように下流からポイントに接近し、水の流れに忠実に、自然にエサを流してやる。アタリがあったら少し送り込んでからアワセる。
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