釣具の知識>両軸リール(1)
Fishing Tackle CATALOGUE 釣具の基礎知識
Vol.3 両軸リール
まずは浅場狙いや手軽なライト五目釣りに合わせ、
小〜中型の両軸リールがお薦め!
スプール(糸を巻いておく部分)がボディの内側に内蔵されるような構造が「両軸リール」。糸を出す、そして糸を巻き取る。この基本操作には慣れも不要で簡単にできます。また、船やボートの沖釣りでは不可欠のタックル(釣具)で、美味で人気のカワハギ、浅場のメバルやカサゴ、アナゴ、アイナメなどはもちろん、いま初心者にも簡単に楽しんで頂ける「ライト五目」と言われる釣りで中層のアジやサバ、100mくらいの水深を狙うスルメイカやタチウオまで、沖の釣りにはなくてはならないリールです。
もちろん電動リールも便利ですが、まずは手巻き両軸リールでもいろいろな魚種が十分に楽しめます。マダイやブリ(若い頃のイナダが主)でも両軸リールの範疇でもあるのです。このリールに小型ならばPEライン(糸)2号くらいを100〜200m、中型ならば同じ糸でも3〜4号を200m以上巻けば十分でしょう。
両軸リールのパーツと機能
Photo
レベルワインダー
両軸リールは糸が出て行く方向と平行に、スプールに巻かれるのが特徴です。おかげでスピニングリールと違って、糸が縒れる心配がありません。このレベルワインダーは、スプールに均一に糸を巻く装置です。ハンドルの回転に合わせて左右に動くことによって、糸をスプールの幅一杯に均一に巻き取ります。
スプール
糸を巻いておくパーツ。スピニングリールと違って、簡単に取り外すことができません。両軸リールは糸のキャパシティ(容量)多いので、余分に巻いておくと釣り場でのトラブルにも対処できます。
ドラグノブ
ドラグとは魚が強く引いた時、スプールが逆回転して糸が切れるのを防ぐ機構です。このノブでドラグの強弱を設定します。前方に回すと効きが強くなり、後方に回すと効きが弱くなります。糸を強く引っ張って、糸がジジジ〜ッと出るくらいに設定しておくといいでしょう。
ハンドル
手で回して糸を巻き取ります。初心者はハンドルを回す方向を間違えがちです。糸を巻き取る時は、ハンドルを前方(写真の矢印の方向)へ回します。両軸リール&竿の正しい持ち方は、写真のようにリールをしっかりと支えるように握ります。また、両軸リールのハンドルは付け替えることができません。購入の際は、自分がどちらの手でハンドルを操作するか、しっかりチェックしましょう。
CHECK!両軸リール&竿の正しい持ち方とハンドルの回し方
CHECK!両軸リールのハンドルの向きは固定!(サイズに寄りますが、左用・右用が用意されてもいます)
PhotoPhoto
メカニカルブレーキ
スプールの軸の動きを調整するパーツ。両軸リールのスプールは、脱着のために若干の「遊び」があります。このツマミを回すことによって、その遊びとスプールの回転を制御します。ドラグ同様、前方に回すと締まり、後方に回すと緩みます。緩いとスプールが回転し過ぎて糸が絡むことが多いので、初心者は強めに締めておきましょう。
ブレーキダイヤル
スプールの回転を制御するために、マグネットを内蔵しているリールもあります。磁石の強弱で調整するのですが、数字が大きいほど強く効き、スプールの回転が抑えられます。
※このダイヤルがないリールもあります。
クラッチレバー
このレバーを押すと、スプールがフリー状態になり、糸が出て行きます。ハンドルを回すと元に戻り、スプールが固定されます。ハンドルを操作しない方の手の親指で、レバーを押しましょう。
次へ
ページ:12